もともとロミロミを受けるのが好きで、そのためだけにハワイにもよく足を運んでいたが、セラピストになろうなどとは一度も思ったことがなかった。
ある時、ヨーロッパにでも旅行に行こうかなと思っていたのに、「マウイに行け」という直観（通称：謎司令）が降ってきて、どうしてもヨーロッパがよかった私は頑なにヨーロッパ方面で色々あたっていたものの、どれもピンと来るものがない上、妥協しても旅程やあれこれが全くスムーズにいかず、仕方なくマウイを調べ始めたところ、すべてがドンピシャすぎる流れで、先住民族のクムからロミロミを学ぶことに。
ハワイにもかかわらず日本人が全くいない環境で、世界中から集まったヒーラーやシャーマン的な人、セラピストたちに混じって、ロミロミのテクニックだけでなく、ホ・オポノポノといったハワイの伝統的な価値観や文化、精神性なども学ぶ。
伝統的なロミロミは、自分のガイドやスピリット、アンセスターなどと繋がり、そこからのサポートを得ながら（チャネリング的な意味で）セッションを進めるのが前提であるにもかかわらず、当時の私はガイドとつながるといった概念自体も持っておらず、「エネルギーワーク」「ライトワーク」といった言葉も知らないほど、スピリチュアルな領域のリテラシーがないまま、そのプログラムに参加。ジャングルのような緑あふれる環境で過ごしているうちに、ふと「愛」と「光」を受け取り、思考を超えたレベルで強烈に理解。このロミロミのトレーニングによって基礎的なスピリチュアルリテラシーが培われたといっても過言ではない。